看護師の労働環境の不満、激務とどう向き合うか

看護師の業務が激務と感じる理由

激務

離職率が高いと言われている看護師ですが、その転職理由の上位には「労働環境の不満」が常に入っており、心身ともに大きな負担になっていることが分かります。

現場の看護師は激務とどう向き合い、激務から解放されるにはどう動けばいいのでしょうか。


なぜ看護師は激務になってしまうのか?


人員不足

病気のリスクが高まる65歳以上の高齢者は年々増加傾向にあり、医療を提供する看護師の数も増やしていく必要があります。

また医療法の改正によって、病棟には患者7人に対して看護師1人を配置する看護基準が設けられ、手厚い看護を目指しています。

しかし、この需要に対して看護師の供給が追い付いていないのが現状で、今後も慢性的な人員不足が予想されています。

看護師業界では、人員不足による多忙が原因で離職率が高く、離職者が出ると個々の看護師の負担が増加します。

するとその負担によってまた離職者が出る、人手が減って激務に拍車がかかる、という負のスパイラルに陥っています。


多岐にわたる業務内容

看護師の仕事内容は幅広く、仕事量も多いのでこれが激務と感じる要因になっています。

複数の業務を常に同時進行で行い、患者さんの容体によっては自分の業務を一度中止して緊急対応するなど、予定外の業務も発生します。

人手が十分であればお互いにサポートしながら業務を行えますが、すでにそれぞれの看護師が複数の業務を担当しており、現場では常に余裕がない状態です。


拘束時間が長い

看護師の仕事は夜勤や残業が多くあり、また新しい医療知識を学ぶための勉強会が早朝から開かれるなど変則的な勤務時間になりがちで、しっかり睡眠をとれないことも多いです。

中には「3日勤→深夜勤→深夜勤→準夜勤→日勤・深夜」という過酷な勤務を強いられる場合もあります。

職場の労働環境を看護師個人で変えることはできないので、根本的な改善は難しいと言えます。


看護師が激務から解放されるには


配置換えを申請する

自分の仕事が激務でもう限界だと感じたら、勤務時間の調整や部署の異動を上司に相談してみましょう。

激務が解消されて元気に働くことができれば、看護師はやりがいのある仕事を長く続けることができ、病院にとっても長く勤めてもらえるのでプラスになります。

しかし、配置換えの希望が叶えられることは現実的には難しいと考えられます。

激務の部署の看護師は豊富な知識や経験を必要とされることが多く、人員不足の中で条件を満たす有能な看護師の補充は簡単ではないからです。

配置換えが認められた場合でも、業務量の少ない部署は人気が高く、異動までに数年かかることもあります。

労働環境を改善できないまま激務を続けると体調を崩し、最終的には看護師の職を諦めなくてはならない事態も想定されます。


転職を検討する

みずからの労働環境を抜本的に改善するには、転職が有効な手段です。

看護師の転職は経験がものを言うため、それまでの経験が無駄になることは一切ありません。

転職には、転職支援サイトを活用するのがおすすめです。

日々の激務をこなしながら、並行して転職活動を個人で行うのは、看護師にとって非常に大きな負担です。

すぐに転職を考えていなくても、転職支援サイトに登録しておくと様々な情報が入ってくるので、今の労働環境を考えるきっかけになります。

転職支援サイトを活用すると、キャリアコンサルタントやアドバイザーが労働環境を含めて現在の状況を聞いて、勤務時間や勤務形態など希望の条件の求人を探してくれます。

個人で転職先を探すよりも転職活動の負担が減り、転職後のミスマッチも少なくなります。


まとめ


  • ・看護師は、多岐にわたる業務内容、人員不足、長い拘束時間による激務を強いられている
  • ・激務から解放されるには、配置換えの申請や転職を検討する
  • ・日々の激務と並行して転職活動を行うなら、転職支援サイトを活用するのがおすすめ
  • ・転職支援サイトを使うと、転職活動の負担が軽減され、転職後のミスマッチも少なくなる

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